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【ほぼ百字小説】(5286) 判子だったのか、と駐車場のアスファルトを見て思う。洗ってもしばらく落ちない。そして落ちた頃、また誰かがここに押す。あそこから落ちれば、ここに押されるのだ。自分がどんな判子なのかを自分が知ることはない。
 

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