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【ほぼ百字小説】(5146) ごとごとやっていた鼠の気配が消えてひと安心。ごとごと鳴るたびに、こちらもどたばた音を立てたのがよかったのか。いや待てよ、もうすぐ沈む船だからかも。鼠に尋ねようにも鼠はおらず、安心でもあり心配でもあり。
 

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