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【ほぼ百字小説】(4971) 遡る川はここでよかったはずだが、いまいち確信が持てないのは、もう川ではなくなっているから。あちこちに川だった頃の痕跡は見てとれるが、でもやっぱり確信は持てなくて、きょろきょろしながら路地を遡っていく。

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