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【ほぼ百字小説】(4840) まっすぐな路地の彼方から豆粒のような大きさで老婆が近づいてきたが、近づいても豆粒のようなままで、首をかしげて豆粒大の老婆とすれ違った。どういうトリックなのかな、と何気なく見た足もとの地面がえらく遠い。

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