フォロー

【ほぼ百字小説】(4825) 角を曲がったところにある更地の真ん中に、ぬぼ、と立っていた。冷たい雨の降る薄暗い午後だからか、なおさらそれらしくて、なるほどこういうふうに立てば幽霊っぽいのだな、とそのセイタカアワダチソウを凝視する。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。