日本政府なのに、岸田内閣なのに、まともだ。どうしたんだと思うが、とにかく良い。
「上川外務大臣は、閣議のあとの記者会見で、ガザ地区の一般市民に対する支援として、総額1000万ドル=日本円にしておよそ15億円規模の緊急人道支援を、国際機関を通じて実施すると明らかにしました。
そして「罪のない一般市民やパレスチナ難民に食料、水、医療、保健などの必要な支援が行き届くよう、人道状況改善のための外交努力を続けていく」と述べました」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231017/k10014227861000.html
たとえば、その体制下で極端な情報統制が行われていたり、極度に暴力的な統治が行われている場合、その共同体の行動の責任を個々の責任に負わせることはできないとミラーはいう。
つまり、その成員が超人的な努力をしないと共同体の行動を変えられないのであれば、その成員の責任を問うのは間違っているということ。
だから、仮にイスラエル大統領の主張をまじめに検討するとすれば、そこでの論点はガザの住民に対して体制転換に必要な努力がどれぐらい大きかったか、ということになるかと思う。
ただし、ミラーの指摘には、欠けている部分もあると思う。かれの思考では、このような集団的な責任が生じる前提として、共同体のメンバーであることには利益がある(だから、その利益だけではなく責任も負わねばならない)ということがある。
ところが、ガザの住民の場合、むしろある共同体に生まれついた時点で、すでに罰とも言える境遇にあるとも言える。そういう状況では、ますますもって成員一人ひとりの責任を問う妥当性は低くなるのではあいか。
昨日久しぶりにトンビを見た。近所の山(低)の上を3羽くらいが輪を描いて飛んでた
良いニュースを目にした(嬉しい):
戸籍上性別変更に手術必要の規定「憲法違反で無効」静岡家裁
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231012/k10014223241000.html
角田文衛『日本の女性名―歴史的展望』(国書刊行会,2006)を今度こそ読破したいのです。漫然と読んでたらきっとまた途中で気が散るので目標は今月中とする。
涼しくなって活動的な気分になっている。とりあえず今日はカーテンを洗った
かとうゆたか。興味関心→日本史、ジェンダー史、名前(人名)の歴史|漫画と油絵とHR/HMが好き|they/them|戦争反対