FF14 暁月の気付き
ハイデリンが己の意志で真実を知れって言ってたのは、ヒカセンが自分の意志でエルピスに行かないとヴェーネスさんの知ってる時間と収束しないから ヒカセンをエルピスに導くことが必ず結末のためには避けられない道筋だったんだと思うと 大変だっただろうな……
ハイデリンからヒカセンへの導きは神の御座から差し伸べた手とかではなく、ヒカセンに旅の終わりまで辿り着いてもらわないといけないっていう必死の応援みたいな感じだったんだよな もしかしたら 逆にめちゃくちゃ人間味がある
新生のときやたら導き過多だったの、ヒカセンの自我も若干薄いのに加えて、ハイデリンがヒカセンにやっと会えたからめちゃくちゃ張り切ってたんかなと思うとなんか納得する
でも自分が応援できなくなってからヒカセンがどうするかは完全に賭けになっちゃったよな 信じて祈ってくれてたかな ヒカセンがした旅の話をずっと覚えてくれてたから きっとそんな風に話せるときまで旅を続けてくれるって
最後にエメトセルクとヒュトロダエウスの魔法を借りてメーティオンに花を届けること ヒカセンがエルピスで出会ったメーティオンに思い出を語りかけること これが結末に至るために必ず通る道で出会うべきものごとなら この世界にいらないものなんて本当にないんだなって思う
FF14 パンデモニウム天獄編
辺獄編終わったくらいに、エリクトニオスくんとクローディエンさんがなんとなく似てるように見えて、気のせいかな?って思ったら気のせいじゃなくてびっくりした。肌の色と目の色が同じなのかな。
似てる可能性を掘り下げたら同じ魂持ちなのかな〜とはちらっと思ってたけど、ホントにそうだったね。
アテナさんとエリクトニオスくんの関係、好きだな……。
ある意味、ヘルメスとメーティオンみたいなものじゃないかと思って。
自分の想いをわけた存在に願いの鍵を託そうとしたところとか。
目的のために作ったものが、自分の手を離れて得たものによって引導を渡しにくるところとか。
過ぎた力と感情を持て余した者の生き方として、ヘルメスとアテナさんはとても似てるところがあると思う。
誰が正しいとか間違ってるとかというより、今なくしたくないことについて譲れないものについていつも力を尽くすだけなんだなと思う。歴史もこれまでの戦いもこれからの旅も。
FF14 パンデモニウム天獄編
アテナさんにエリクトニオスくんが「今を生きる者を蹂躙し、新たな生命とともに生きるなんて、それはもう世界の破壊だ!」って言ったときドキー!!ってした。
だってそれ、ハイデリンのしたことでもありアシエンたちのしようとしたことでもあると思ったから。
この今の時点で、アテナさんの願いは止めなきゃいけないものなんだけど、神として完全な生命を作りたいって願望自体は、古代人の創造意欲がやがて行き着く果ての純粋な想いだなって思った。エルピスを見る現代人のまなざしはすでにそれに近いものに見えてたし。
ヘルメスだけじゃなくて、古代人の規範から外れてしまった人はほかにもいたんだなって分かって安心したところもある。
アテナさんの願望は、古代人の探究が「星のため」ではなく「探究そのもののため」になったとき生まれ得るもの………ラハブレアはアテナさん自身への愛を捨てきれなかったのと一緒に、そのエラーを命の起こり得る可能性として愛したのかなとも思う。感情のエラーとしての愛を、呑み込もうとして扱いきれないまま無いものとして、どこかに住まわせ続けてた人なのかもしれない。
FF14 パンデモニウム天獄編
パンデモニウムも代替わりの話だった……というより、メインのエピローグというか……古代人と現代人の運命の話というか……
ラハブレアと研究員たちが協力してたの見て、ふつうにこうして会ってたら小さいとか魂が脆弱とか置いといて同じ目線で話せたのかな?って思った。
終末がいかに古代人を狂わせたのかというのはメインで知らされたけど、絶望との対峙は一部の人しか持たなかった強い感情を、すべての人に呼び起こすものだったのかもしれないなあ。たとえば星への想い、使命への想い、故郷への想い……。
アテナが精神呪縛の術を得意としたのも、ほかの古代人は強い感情を扱うすべを知らないことを見抜いてたからなんじゃないかと思う。
オリジナルアシエンとのお別れ会でもあった。ラハブレアは全部覚えていても道を貫く誓いをしてたのびっくりした。唯一何も忘れてない人だった。「星のため」それだけに魂を燃やして擦り切れていったのかな。
テミスくんが「何ひとつ無駄じゃなかった」って言ってたの、暁月の最後にも思ったよ。ぜんぶ大事で必要なものばかりだった。未来の自分が過去の自分を助けてくれたり、過去の自分が未来の自分に大切なものを届けてくれたりする。巡り巡ってそういうこと、あるよねって思う。
FF14 サンクレッドとミンフィリア
サンクレッドはミンフィリアに対して名前を贈ったりいろんなことを教えたりしたけど、距離をとったりどう話したらいいかわからなかったり、うまく接することができなかったと思ってて でも彼女の夢はなんだって叶えたいと思うくらい深い気持ちがあった 恋慕の情にはあてはまらないと笑うくらいに
ミンフィリアはお別れのとき「あなたにもらったたくさんの愛をわけにいく」って言ったんだよね そんなサンクレッドに愛をもらったってミンフィリアはずっと思ってた あれが二人のちゃんとした最後のお別れの言葉だったことに美しさを感じる
二人のあいだにはただただ深い愛情がわたされていて、ほかには何も言うことがない、ってとこ、好きだなあと思う。
好きなものの話、ひとりごと、たまに作ったものなど
TOVとRewriteが好きです。いろんな作品とさまざまな関係性を食べ、たまに何か作る。
主に小説と水彩をやる。
作ったものは基本的にこっち→ @yuru_stern
最近:FF14(暁月6.X進行中)