FF14 暁月 助ける 備忘録2
助けるって向こうに何かを捨てさせることでもある 助かりたかったら言う通りにしろって、どんなに優しく手を差し伸べても多かれ少なかれそういうことになりかねないんだ……
助ける側が、相手の自分でなんとかする力を奪おうとすることになりかねないっていうのは、本当に気をつけなきゃいけないことなんだよな 苦境にある人が自分でどうにかできるようになるにはどうするかって話に外から少しかかわれるくらいのもので……誰かにどうにかしてもらえるって思わせたらそれは依存なんだよな
帝国はその歴史から異国の民と協力したことがなく、同じ地で生まれた同胞たちという一点のみで団結してきたのなら、こういう態度になるのも頷ける 同胞以外の他者に頼るという経験も思想もないんだから
他者から虐げられて生きてきた人が他者を頼れなくなるのと似てるね そういう人は、その選択肢を生きる上で考えることもしなくなる
帝国にいるガレアンじゃない人って、属州上がりの人たちだけなのかなたぶん それも階級できちんと差別化されて労働者階級と軍隊の一部にいるって感じなんだろう
階級ってちょっと……って序盤のころはエオルゼア側から見ると思えるけど、帝国が「同胞かそうでないか」を最も大事にしてるって考えると、まあそうなるな……となった
FF14 暁月 助ける 備忘録3
クィントゥス軍団長が自害したのって本当に極めつけだった この人が生きてきたのは、ガレアンとして祖国を取り戻すためなのだし 頼みの第X軍団がエオルゼアに降ったのだから、もうその望みは潰えたってことで……そうしたらもはや生きてる意味は消えたってことなんだよな
部下たちや生き残ってる民が支援によって生き延びることができても、もうガレアンがガレアンの力だけで帝国を取り戻すことはできなくなってしまった ガレアンはもはやガレアンでないものになってしまう未来を見たんだろう ほんとうに絶望だよな それは