Apple musicでFF14のサントラ聞いてたら、『ただ死者のみが見る』って曲があった。1分くらいの短い曲なんだけど、イシュガルドメインテーマのアレンジで、すごく好きだな……って思いながら最近夜に聴いてる。
たぶん本編で、フォルタン伯爵が回顧録を書き終える場面で流れてた曲かな……ムービー見返してないからわからないけど。HEVENSWARDの締めくくりに流れる曲のタイトルとして、とても考えさせられるものがある。
漆黒でHEVENSWARDの回顧録がとても大きな意味を果たしたということを踏まえて聴くと、また味わい深い。
#FF14
FF14 BGM『ただ死者のみが見る』(5.3までの話)
プラトンの残した言葉に、
『Only the dead have seen the end of war.
ただ死者のみが戦争の終わりを見たのである』
というものがあると知った。
生きている限り戦争は終わらないということなのかもしれないし、生者にとっては何も終わることなく明日からもまた戦いのあとの日々が続いていくということでもあるのかもしれない。
“始めるためにはまず終わらねばならない”という言葉をここでも思い出す……。
始めたなら、また終わらせることもできるし、始まるのは別の何かかもしれない。本のページを閉じるように終わるこの曲を聴くと、本当にページを閉じることができるのは、二度と自分の手では開けない死者だけで、生者は何度も開いて読み直して忘れずに終わらずに続けていくんだって思わされる。