FF14 5.2の話
忘れないでいるとかずっと覚えてるとか言うのは簡単で、そう言った次の瞬間には何を覚えていると言ったのかもう忘れてしまってることもあって 人間は忘れる生き物だから歴史は繰り返しつづけていて、けれど同じ場所に留まっていられないからこそ進歩し続ける推進力もあって
ずっと同じことをそのまま留め続けておいたら、常人は正気ではいられないから忘れるようにできているのだと思う 逆にいつまでも同じことを忘れずにありありと描けてしまうのは、心が進みゆく時間とともに生きられていないということなのでは 災害時の記憶をたった今起きたことのように反芻しつづける人のように
忘れたくないと思いながら忘れずにおこうと努めながら、それでも忘れてしまうことや変わってしまうことは、少しだけ悲しいことだけど悪いことではないんじゃないかと そういうことを考えていた