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最近友達と世代について話す機会が多く、今の若者はどうだとか中年になるとこれだから良くないとか、十把一絡げに語る問題点ではもちろんないんだけど、いくつのときに、どんな場所で、どういうできごとを見聞きしてきたのかは人格に大きな影響を与えるだろうなと思う。

たとえばわたしには地下鉄サリン事件の記憶もなく、阪神淡路大震災のこともよく覚えていない。当時はまだ幼稚園児だったので世の中がどんな風に動いているのかなんて分かるはずなかったけど、最初に衝撃を受けたのは9.11映像化を小学校に行く前に毎朝みていた「ズームイン!!朝!」で見たことで、そのときもやっぱり難しいことは分からなかったけど、何か大変なことが起きているのだと思った。アメリカがアフガニスタンと戦争をするらしいと聞いて、平成になっても戦争をやるのかとびっくりして調べてみたらわたしが生まれた年には湾岸戦争があったことを知る。

そのあといろいろあって戦争映画が大好きな軍国少女になってしまうものの、「女は零戦のパイロットになれない」という疎外感から世の中の仕組みに違和感を覚えはじめた。自分はちょっと特殊な例かもしれないけど、なんだか世の中が物騒な気配はこどものときからあって、逃亡中だったオウム真理教の幹部が逮捕されたというニュースも印象に残っている。

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