高松霞『ゆるり連句のつくりかた』(2023)
とても読みやすい連句入門のための冊子。初めて連句に参加するひとが事前にざっと読んでおくと、理解も楽しみも深まると思う。さらに連句が気になったひとのためには末尾に「おすすめ連句本一覧」がある。気が利いてるなと感じたのは、連句における「恋」の扱い方に関して “「アセクシャル」「アロマンティック」というセクシャリティが認知されはじめた現代において「恋をしろ」というのは少し乱暴に思えます。” と書いているところ。(その代替として「郷土愛」「友愛」「家族愛」などが挙げられている)
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