まだ少し早いですが、12月に買った本。
『物語ることの反撃』は、2014年に刊行されたガザの若手作家たちのアンソロジー。
ガザの魅力あふれる若い人々の個性を世界の読者に示そうと(欧米メディアによって植え付けられた、非人間化された集団というイメージを払拭するために)、作者の略歴を充実させた刊行当時から、作家たちの現在のプロフィール欄が完全に変わってしまっていることを受け止められず、数日ごとにやっと一篇とその作者のプロフィールを読んでいる。
『カメラを止めて書きます』は、ドキュメンタリー映画『スープとイデオロギー』のヤン ヨンヒ監督のエッセイ集。録画した『ディア・ピョンヤン』『愛しきソナ』と合わせて、冬休みに読みます。
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◆『物語ることの反撃 パレスチナ・ガザ作品集』リフアト・アルアライール編/藤井光 訳、岡真理 監修
◆『私の人生』ダーチャ・マライーニ/望月紀子 訳
◆『カメラを止めて書きます』ヤン ヨンヒ
◆『傷ついた世界の歩き方 イラン縦断記』フランソワ=アンリ・デゼラブル/森晶羽 訳
◆『マイナーな感情 アジア系アメリカ人のアイデンティティ』キャシー・パーク・ホン/池田年穂 訳
◆『メロディアス』井上雅彦 編
◆ 『ボストン図書館の推理作家』サラーリ・ジェンティル/不二淑子 訳