ゼクシィの同性カップルを起用した広告、良い変化が始まってるってことでもあるとは思うのだけど、でもなあ…
このメッセージと表現方法じゃあ、新自由主義のもとに「金になる」マイノリティを活用しようとする、これこそまさに「ピンク・マネー」じゃんね…としか正直思えなかったのですが…
大企業による大々的な広告が多くの人の目に触れることでの意識の変化・社会の変化への期待はできるのかもしれないけど、制度変革や婚姻の平等はなおざりにしたまま、
「日本はすでにゲイ・フレンドリーで性的少数者への差別なんてないし、マイノリティの問題はもはや「個人的な問題」だから、根本的な制度問題の解決や貧困支援などの公的介入は必要ないよね」
みたいに考える人が増えるような方向に向かうだけなんじゃないか、そういう雰囲気をますます醸成させてしまうんじゃないか、って辛くなる