自分以外の人の食べるものを考える/決める、食べさせるって、実はすごくパターナルなんだよなあと。
いぜん何かで読んだエピソードが忘れられないんだよね。
熟年離婚したばかりの母親がどうしているか心配して娘が電話したら、少女みたいに嬉しそうに「今日の夕ごはんは喫茶店でパフェを食べたの!」という返事。
自分の食べたいもののことだけ考えて、好きなものを好きな時に食べられる幸福感に心から共感するし、一方で、もし離婚していなかったら、(相手が)死ぬまでずっと、自分以外の誰かが食べたいものが何かって考え続けることを求められる人(女性)の人生ってさ。。と、なんだか暗澹たる気持ちにもなる。