”警察を退職してから2年あまりが経った頃、今回の事件の遠因とも言える出来事があった。
それはかつての同僚と会って話をした時のこと。
志の高さに圧倒され、自らも頑張る気力を得たが、現実には精神的にも体調的にも仕事を始めるのは難しい状況で、解決させるためには“過去の清算”が必要だと考えた。”
というところが、つくづくかなしい。
同僚も本当になんの悪気もなく心から励ました、のかもしれない。友人であっても、どんな事情でどんな問題を抱えているのか、ぜんぶ分かるはずもない。当人が隠そうと努めているならなおさら。
善意も無知も無自覚も、無罪かもしれないけど必ずしも無害じゃない。
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