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Twitterが死んだ日に、正確に言うと、イーロン・マスクが何をやってるのか興味もなかった人たちにもTwitterが死んだのだと視覚的に伝わった日に、サム・アルトマンが虹彩認証で世界中のヒトにIDを振ってベーシックインカムをやるよ、というニュースを読むのは、なんだかまるでSFというか、ここはディストピアか、という気分になる。
進歩したはずの技術が、社会からも人の心からも「公共」を失わせるツールになり、社会全体を退化させていく過程を見せつけられるようだ。「公共」という言葉も概念も早晩消えてしまうのではないか。
30年前と目に映る街の景色はたいして変わっていないようにみえるけど、気づかないうちにマッドマックスみたいな暴力と収奪の荒野にされている、あるいはスカイネットと戦わされるのかもしれない。悪夢はSFだけにしてほしい。

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