無罪取ったとはいえ滝太くんは自分の生命危ういわ彼女には裏切られるわであまりに最悪なのではっ…ってところにオヤジの暖かさが沁みる。
滝太くん最初は苦手なタイプに感じてたんだけど途中から可愛く見えてきちゃったな…
彼にとって極道やワルといった言葉は、勇気を出すための拠り所だったようにも見える。
男たる者好きな女を庇うものだ、極道たる者ムショに行ったって当然だし平気なんだ……。
心底から疑い無くその信念に殉ずることができるほどの強さはまだ持っていなかったが、強くない己を自覚してもいたから、殊更にそれを口にして自分を奮い立たせる、結果を出そうと抗争で逸ったりもする。
それは愛すべき未熟さや若さと取れるものだが、いかんせんやってることはヤクザなので…笑