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『ずっとお城で暮らしてる』を読んだ 

・発表された当時は先駆的なことをやっていたのに、それを踏まえた後継作を先に読んでしまったがために元の作品が陳腐に思えてしまうということはままあるけれど、私にとっては1962年発表のこのホラー小説も同じように思える
・自分の意に染まない人間を全員殺そうとするメリキャットを、その行為に追い立てた抑圧が一体何であったのか明確には明かされないわけだが、現代の作品ならそこにもう一捻り入れるかな とか思う

私がゲ謎に求めていた昭和の空気感はこれだな

『八つ墓村』見てる、YouTubeですが広告も入らずこんないいものを見せてもらっていいんですか!?感がある
youtube.com/watch?si=tuRZcvJwt

歌詞もよく分からずに聴いていたフィンランド語の曲、機械翻訳かけてみたら歌い出しが「まる一週間仕事」から始まるようで親近感が湧く
youtube.com/watch?si=1jH1G6NRx

ファティ・アキンの監督作品だと『女は二度決断する』がよかった ダイアン・クルーガーが出てる映画では一番いいと思う 軽々しく好きといえる内容ではないけれども

デスストランディングのプレイヤー層が一体どれだけファティ・アキンの映画を見たことがあるんだろう

ファティ・アキンの新作と思ったら3Dスキャンをされゲームにでるらしい(監督が?) それはさておき新作も3月に公開の模様

『コット、はじまりの夏』をみた 

・せっかくのアイルランド語映画なのに、英語が出てくるところが字幕でわかるようにはなっておらず、そこはちょっと不親切では……と思った ショーンに音読を教わるシーンでコットが学校ですらすら読めなかったのは英語ができない(家で勉強しにくい、またはフォローしてもらえていない)からだとようやく気付いたし 最初読字障害か何かかと
・あとラジオも英語でしたね
・コットがあれやこれやをご近所さんから吹き込まれた後、ショーンがアイリンについて人の長所を見すぎるというようなことをいったと思うのだが、言い回しがいいなあと思った
・ネグレクトの問題、女性の自己決定の重要性とか思うところはあるが、オチはもう少しはっきり付けた方が個人的には好み

『枯れ葉』をみた 

・ポスターのあおり「愛を、信じる」がぴったりなんだけどぴったりなのでほぼネタバレとなっておりオチが予測できてしまうため、ある意味安心して見られてしまう
・電話番号を書いた紙は無くすし、スマートフォンも出てこないが(そうだよね?)、ウクライナ情勢とか『デッドドントダイ』のおかげで現代の話だと示される
・フィンランドで聞くロシアによるウクライナ侵攻のニュース、戦地からの距離が近いというのもあるし、かつてロシア領になったこともある国なので、明日は我が身の憂鬱さが一層強いんだろうな
・ロッカールームのシーン、扉の色と衣装の色のコントラストがよかったなーと 日本版ポスターも好きですよ

4000円あれば(割引を駆使するなどして)3本くらい映画が見られる

2020年、どこにも行けず暇だったのでひたすらMETの日替わりオペラ無料配信を見ていたわけだが、いざ劇場のライビュを見に行こうかと思うと二の足を踏む 4000円くらいするので……

ワールドウォーZはことあるごとにMUSEが流れ出すんだが、映画見たら曲の印象が大分変わるな……

『葬送のカーネーション』みた 

・道中出会うトルコ人たちは誰も彼もおしゃべりでシリア難民の祖父と孫の口数が少ないのは対照的 トルコへ辿り着くまでにあまりにも色々なことがあり過ぎて、語ることに疲れてしまったかのよう
・主人公である祖父と孫には極力語らせずに、道中出会う人と荒涼とした景色でストーリーを進めていくのは良かったです、ただ前情報知らないとちょっとわかりにくい。Twitterにも書いたけど、公式HPはトルコ料理とかエルトゥールル号の記事を載せるくらいならシリア情勢に触れるべき
・ポスターのあおりだと孫娘をアイキャッチにして、さも彼女が祖母を故郷に埋葬させようとしているみたいな感じになってますが全然内容が違う 宣伝は何考えてるのか
・あと原題のkaranfilはまず先にクローブ(丁子)があって、その後に半分こじつけで造花のカーネーションを出しているんだから邦題はダメだと思う
・時期はいつ頃を想定しているんだろうか
・オチの結婚式は祖父の夢想なんだろうが割と結末をぶん投げたな と思うのは昔見た『遥かなるクルディスタン』に同じ

『アニメと戦争』読んでる 一章のゲゲゲの鬼太郎の「妖花」の分析(原作の一エピソードを下敷きに5回アニメ化されている)は面白いんだけど、時代が下るほどに議論がふわふわしてくるのでうーんという感じ

コミュニケーション上の自制が効いてないのが最近まずい 別に話がうまかった時期はないんだけどより下手になっている

ネトフリで月末配信終了なのでクーリエとかガンジーとかダンケルクとか見ようと思っているのに実際見てるのはワールドウォーZ ピーターラビット2はまだ途中

『スーパーマリオブラザーズ』をみた 

・映像は楽しいがゲームにオマージュを捧げるための作品なのでストーリーに面白みはあまりない
・ブルックリンで起業したイタリア系の兄弟……なんだけど最後ゲームの世界(?)に行っちゃうしな
・マリカーオマージュで装飾過多の車が並んでいるとMMFRを思い出す トゲのせいか?

故郷が内戦で無政府状態に……という設定で今撮るなら、同じようなテンションで呑気に恋愛パートとか入れらないだろうとは思う

『ターミナル』みた 

・携帯電話もなく、連絡手段が公衆電話かポケベルの時代
・肝心のアメリカに入国できなくなってしまった!あたりの設定の詰めは甘く、恋愛パートもどこをどうしたらそれでくっつくのかという感じなので全然面白くないが、スピルバーグなので映画を撮るのは上手い ヒューゴボスの店頭でどの服を買うか迷うところとか
・若い頃のゾーイサルダナとかディエゴルナが出ています

2023年は映画を117本見た(旧作含む)ので200本弱の去年よりだいぶ減ったけど、複数回見た作品もあり劇場に行った回数はむしろ増えた一年でした

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