仕事は終わらないけど弊社の最終営業日という解放感もあり、夜は映画へ。鶴田法男監督による中国映画『戦慄のリンク』。面白かった。
上映後には鶴田監督と伊藤潤二先生とのトークショーも。生で見る伊藤潤二先生は、リアルに伊藤潤二だった笑
「中国でJホラーを撮ってほしい」と請われて映画を撮ることになったものの、中国では幽霊を肯定的に描くことが禁止されており、しかも事件や謎は警察が解決しなければならない等、あまりにもたくさんの制約があり、そもそもJホラーの撮影が不可能な環境だそう。そこから導き出されたのが、Jホラー的な演出によるサスペンスだったそう。現実と幻想がシームレスに切り替わる映像演出が素晴らしく、特に背景に佇むウェイターの不気味な姿など、不意にヒィッとさせられるようなシーンが多数。「ほん怖」味がたっぷりであった。
しかも、(書籍と同様)映画に関しても脚本段階から映画完成後まで国家による検閲があるそうで、様々なストップがかかったという。このあたりはパンフレットにある監督日誌に詳しく、とても興味深い。

疲れきったので『空のグリフターズ』5まで一気読み。

國分功一郎『スピノザーー読む人の肖像』、三牧聖子さんの朝日新聞「新書速報」に続き、今週末には中島岳志さんによる書評が毎日新聞に掲載予定だそう。どんな内容なのか、今から楽しみで仕方がない。
mainichi.jp/articles/20221121/

『Q.E.D.iff』23巻、出てたの気づかなかった。

歩いていたら見つけた。ささやかながらも達成感をありがとう。スタートがどこだったかは分からないけれど。

コロナ禍以降、以前のようにはお酒をたくさん飲むことは少なくなったけど、久しぶりにハマってしまったのがネパールのチャン。マッコリに似ていて飲みやすい。スパイスの効いたネパール料理にあう。また行きたくなってきた……。

お昼に食べたナシゴレン、美味しかった。

どれも最高に良い。お気に入りはこれ。キノコ。

『世界』12月号掲載の座談会、高井ゆと里、三木那由他、清水晶子「トランスジェンダー問題とは何かーー当事者不在の「議論」に抗して」。以前から取り上げたいと思っていたテーマをようやく実現。この問題についてそもそもよく知らないという人への入り口にもなってほしい。

『世界』12月号、今号は特集の他にも「世界」を扱った記事が充実。伊藤武「イタリア『極右・女性首相の誕生』をめぐる狂想曲」は、メローニ政権成立の背景を分析。キャッチーなコピーだけで知ったつもりにならないために。

『世界』12月号掲載の松元雅和「ウクライナ戦争と平和主義のゆくえ」。現在進行形の戦争について違った角度から光を当ててみたいということで、「正義/不正義」という規範意識が高まった今だから、政治哲学的な観点から平和主義について論じる論稿を。そういえば松元さんも『世界』初登場。

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