犯罪都市4観た!
ポリス・ダーク・アーミーのバッヂ欲しいが

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犯罪都市4 ネタバレ1 

娯楽暴力映画でした。でも痛い感じの暴力描写は減ってるなと思った。
くすぐりポイント多くて劇場のそこかしこで笑いが上がっており、本編ともども楽しい観賞体験でした。
しょっぱな突入した麻薬デリバリーの本部が作業所の前に鉄格子を立てる細工には感心した。二次創作の何かで使いたい。しかしそれを素手で引き剥がすマ兄貴! 一方のペク・チャンギによる店の破壊ではショベルカーを使っていたため、素手のパワーへの信心が高まってしまった。THE BIG PUNCH PICTURE。
ITには疎くても犯罪の手口への理解度は当然高いから踏み込む前に水道や電気を停めてる手際も最高。ケータイを機種変すると「《同期》が駆けつけてくる」の話、すげえ笑った。後半、大仕掛けの前に局長?から掛けられた警察の心得みたいな文言に感動して反復(やや間違って)して見せたシーンといい、柔軟な人だ。
中盤、顔馴染みのヤクザが揉めてる所に乗り込んでカツアゲするシーンでは若いのが無謀にもマ刑事に挑んだが、イスの所の若いのはまったく手を出さなくて、「チンピラ」度の書き分けにグッと来た。
イスのGUCCIとポリス・ダーク・アーミーにはずっと笑ったが、夢に伴う責任を任されたら何倍もパワーを発揮できる様子はとてもよかった。

犯罪都市4 ネタバレ2 

マ刑事側でもチャンギ側でも約束が物語の軸だった。ついに直接対決となった時にマ刑事は辛さの中で死ぬしかなかった家族への約束を守ることを口にする。約束を守る人マ・ソクトの存在が何よりチャンギに皹を入れていたらいいね。
チャン代表も悪い意味で肝が据わってんなあ~だったが(金に執着するにしろ約束を履行した方が損害が少なそうなのに)、恐怖を感じないのだとチャンギを評した言葉はむしろ当人を表していると思った。
オンンラインカジノのディーラーに揃えられた白人の美男美女が「ウケる容姿」の露骨な可視化で、ウゲッ…てなった。
最終戦で先端の丸まったステーキナイフを握ったチャンギに対して「俺にジャムを?」と煽るマ・ソクトと、瞬時に刃先を壁に叩きつけて折って尖らせ「塗ってやるよ」と応じるチャンギの《対話》、最高でした……。かっこよすぎる。
冒頭でエンジンのかかったバイクの発進を素手で止めていたから、離陸直前の飛行機もワンチャン素手で?!と一瞬期待しましたが、さすがにね。犯人を直接捕まえた方が早い。

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