https://omocoro.jp/kiji/462699/
読書新作ありがとう…。
記事を読みながら、みくのしんさんは人を信頼し、作品の否定に走らない方ですごいの気持ちが改めて高まった。袁傪はもとより李徴自身におのれが人であることを諦めてほしくなかったなと初めて思った。虎を精神の比喩として読んだことなかったな〜。
自分にとっての『山月記』は知らない熟語がいっぱいで嬉しい!!、虎を悪者扱いしてんなよ!!!。トラという生きものを好きすぎてトラかっけえじゃん成れるのすげえことだよ???の先主観が強く、李徴に対して当たりの強い読み方をしていたのだと振り返って思う。
己の思い入れを優先し、他者の辛苦を置き去りにする読み方だったな。
ひやひやとした風が吹いて朝を連れてくる光景を美しいものと受け取ったみくのしんさんが、「涙のせいで景色を見ることを忘れてるだけじゃないかなぁ……」と述べるところ好き。ちょっとでも自分の内側から目を離すことができて、外にひと以外の存在があると気づくことが、支えになることあるよね…