先週、参院会館で行った、「スラップ訴訟、言論の自由、民主主義」が週刊金曜日の今週号で取り上げられています。ご関心のある方は是非お読みください。

 大学の新設計画という公的問題を動画にて突如公開するする以上、当然それは(多少の誤解を含む)論評が出るのは当然です。

 それを自分の都合の悪い投稿をした人間に「日本財団・ドワンゴ学園」準備委員会が「法的措置を取る可能性がある」と内容証明で送って来れば、普通人は「心理的威圧」を感じます。
 その企画の中心に安倍首相周辺の政治権力の中心や大富豪がいるとなれば尚更です。

 法的訴訟となれば、時間はかかりますし、常識的に「スラップ」であって棄却と予想しても、この手のことに「絶対」はありません。

 しかし、だからといって、誰もが「スラップ」を恐れ、また「忖度」して言論を自主規制すれば、民主主義は成り立ちません。民主主義は、構成員がある程度重要情報を共有してこそ成り立つシステム。であるから、「言論の自由」、「表現の自由」は民主主義にとっての死活問題。

 私としては法的手続きはそれとして粛々と進める予定ですが、法的プロセスは別に「民主主義」と「言論の自由」について、(マスコミ政治家のみなさんも含めて)問題意識を共有していただきたく、記者会見を開きました。

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「クリスマスのお知らせ」

  昨年9月から、「ニコニコ動画」で知られ、先日認可されたZEN大学に中心的に関わってきた川上量生氏と私は、東京地裁にて法的係争関係にありましたが、今日ちょうどクリスマスの日、判決が出ました。

 昨年6月、突如公開されたZEN大学開設に関する動画に対して批判的コメントをしたところ、「かわんご」こと川上量生氏が、私のコメントのいくつかを「名誉棄損」にあたるとして、500万以上(
+訴訟費用)に上る慰謝料を要求していた民事裁判です。

 判決では、川上氏の訴えは全て退けられ、訴訟費用も原告の川上持ちとなりました。つまり、私の側の完全勝利です。

 それにしても、川上氏の名で東京地裁に告訴する以前に、一般社団法人日本(笹川)財団ドワンゴ学園準備委員会から、二度に渡り、批判的投稿の「削除と謝罪」を要求、でなければ「法的措置」を取るの趣旨の「脅迫」めいた文書が届いたのには驚いた。

 何と言ってもこのZEN大学開設の中心には「ゲンロン」のネトウヨ大王東浩紀が座っているからである。要は、東の言う「ゲンロン」とは都合の悪い批評を「法的恫喝」で黙らさせよう、という行為のことであろう。

 

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