『地平』1月号で、緊急特集「アメリカー選挙と民主主義」、特集「大阪デモクラシー 維新政治の次へ」が組まれています。
後者では大阪公立大学の前川真行くさんが「大阪維新 2008-2024 東京から大阪へ、そして東京へ」を寄稿してくれています。
前川さんは、維新による大阪女子大学時代から、女子大学と大阪府立大学の統合、さらに大阪府立大学と大阪市立大学の統合(大阪公立大学へ)へ、という15年に渡る大学への維新の介入に、当事者として抵抗して来た方でもあります。
この論考では、維新政治を中曽根から始まる新自由主義と大阪土建政治との「結託」という長期のタイムスパンで分析、また所謂「ポピュリズム」も決して関西特有のものではなく、昨今の石丸現象に見られるように、東京のメディア政治とも連動していることが解き明かされています。
また兵庫県知事選で稲村陣営の共同世話人を務めた、元兵庫県弁護士会長の津久井進さんが、「兵庫県民の選択 ウェブポリュリズムの抬頭」を寄稿。
津久井さんは私の中学・高校の同級生でもあります。
今度の原稿は投票日の17日の結果が出てから徹夜で書き上げ、18日早朝に入稿したとか。お疲れ様でした。
ご関心のある方は、ご笑覧・ご購読いただければ幸いです。