自民党党員・党友内での支持、1位石破、2位小泉進次郎、3位高市早苗という。河野太郎は、「保険証」廃止の振る舞いで、数パーセント。衆院用の「石丸」か思われた「コバホーク」とやらも全く振るわない。この「コバホーク」、宏池会の林へのあてつけか「保険証廃止延期はあり得ず」とわざわざ表明している。

 ところで、選挙を担う党員として、選挙用には「安倍的なもの」を刷新したい、その点から言うと石破1位は合理的ではある。
 しかし、2位、3位の顔ぶれを見ると、もう自民党という政党には国政を担う人材そのものが払底していることがわかる。これは党の体質でもあり、安倍の手下でしかない高市が3位、というのはかなり「閉じた社会」である。

 しかし、ここのところの総裁選キャンペーンが功を奏して現時点では自民党第1党は動かないと云ふ。やれやれ。

 逆に長引く兵庫知事問題で維新の支持率は急落。これは少なくとも兵庫では議席を失うだろう。
 この状態で維新との連携を打ち出す立憲主流派の「センスの悪さ」には驚嘆する他ない。

 一方共産はメディア広報のあおりをくって現在令和を少し上回る程度。

 これから自民、立憲の総裁選次第で状況は多少動くだろうが、「リベラル左派」にはなかなかに厳しい状況である。勿論中期的には可能性はあるけれども。

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 この投稿が9月10日。その後、かなりメディアも含めた激しい党内権力闘争もあったようだが、結局石破が次期首相となる。

 10日の投稿でも書いたように、選挙用に「安倍的」なものを刷新する演出としては、石破が合理的なのは外からは明らか。

 とは言え、この「刷新」は当然マスコミを抱き込んだ選挙キャンペーンに過ぎない。石破の政策表明としては、1)原発フル稼働、2)9条2項の改憲、ついでに3)デフレ脱却まで、安倍・岸田と同じ。
 何と言っても石破は軍事法廷の設置が長年の主張である。確かに、組織が軍であれば、特別軍事法廷があるのがグローバル。スタンダード。

 とは言え、ここから1年で物価上昇、株式下落、金利上昇(中小企業倒産)は避けられないから、まずは「刷新」ムードのまま解散・総選挙の可能性大。
 党内基盤が弱い石破としても、自民党議員の入れ替えを行うメリットもある。

 問題は維新との共闘を表明している野田立憲。
 安倍的なものからの刷新を唱える石破自民と安倍2軍である維新と組む立憲という構図では、結局「自浄作用がある」自民の方がまし、となって立憲は壊滅的大敗となるだろう。

 こうなってくると、WWII後大政翼賛会から出発した保守グループだけの離合集散へと収斂する可能性もある。リベラル左派の結集は如何に?
QT: fedibird.com/@yoshiomiyake/113
[参照]

三宅 芳夫  
自民党党員・党友内での支持、1位石破、2位小泉進次郎、3位高市早苗という。河野太郎は、「保険証」廃止の振る舞いで、数パーセント。衆院用の「石丸」か思われた「コバホーク」とやらも全く振るわない。この「コバホーク」、宏池会の林へのあてつけか「保険証廃止延期はあり得ず」とわざわざ表明している。  と...
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