鈴木秀夫(誤)
鈴木英夫(正)
ところで、この鈴木という男が「反中」改憲キャンペーンで持って来るのは、前原の師匠である高坂正堯であるとか上山春平であるとか、必ず京大の人間である。
ここだけ妙に学生時代からの「京大生」意識が連続しているようだ。
高坂と言えば、「俺が目の黒い内はアカは教授に昇任させない」こともあろうに教授会で吠えていた京大政治学の親玉である。
その方は、高坂などより遥かに立派な研究をなされ、ご自分で関西の私大に移り教授になられた。
そもそも、高坂正堯本人が研究と言えるものはほとんどない。頭の悪い右派サラリーマン向けに「指導者目線」で大河ドラマとレベルが変わらない、「読み物」を語っていただけ。
研究者としてだけなら、戦時中「近代の超克」を唱えた、カント研究者、父高坂正顕の方が上だろう。