「日経」によるとドワンゴと笹川(日本)財団が運営するZEN大学が、8月に「認可保留」とされたにも関わらず、記者会見を開き、リコー、パソナなど20社以上との「インターンシップ」を発表したそうな。
まだ「認可されていない」のに公にメディアで「既成事実」化しようとする手法、昨年6月のZEN大学構想発表の際と同じ。もっと言えば「維新」と「コンサル」・「広告屋」達の退屈極まるマンネリの反復である。(ただ大学行政的には前代未聞だが)
ただ退屈なだけであれば、見なければいいのだが、未だに斎藤兵庫県知事を擁護している上山信一が副学長という大学、という第一級の「公共」問題となれば、一市民として関心を持たざるを得ない。
現在、インターンシップとは名ばかりで学生が「ただ働き」させられる案件も多い。ZEN大学は何と言っても1年学年5千人の超マンモズ校である。
協力企業に大リストラを発表したリコーや竹中平蔵のパソナが入っているとなれば、なおさら「疑惑」は募るばかり。
竹中のパソナはすでに悪名高いが、リコーも「引き出し屋」のノースガイアと派遣労働契約をしていた。
その上、ドワンゴはこのノースガイアと契約していた時期がある。かなり「きな臭い」話である。
最後は文科省の説明責任が問われるこになるだろう。