今大騒動の兵庫県の百条委員会を「衆愚政治」、「デマゴーグ」、「無惨」と他人事のように論評している大阪維新の上山信一氏が副学長を務める予定のZEN大学についての文科省「認可」が28日発表されたらしい。
結果は留保(継続)審議。形式的な手続きのことはよくわからないが、現在オンライン上でのトラブルが収束してもいない組織に、2025年開学を「許可」するとしたら、これは大変奇妙なことである。
10月に再審査の結果がでる、とのことだが、なにやら政局が収まるのを待っているのでは、と邪推もしたくなる。
とはいえ、筋論としては選挙の結果に大学の許認可が左右されるなどあってはならないことは言うまでもない。
このあたり、文科省の「説明責任」が問われる所になるだろう。