今日は対談の企画のため、はじめて地平社の事務所に行く。お相手は京大経済学大学院教授の諸富徹さんである。
実は諸富さんとは1990年代の修士・博士時代に帰郷の際、合宿かと思えるような密度で議論をした仲である。
諸富さんはドイツの環境税が専門でもあったので、私の在仏中、ドイツの調査に来られたついでにパリの拙宅に寄ってもらったりもした。
従って、というのも変だけれども、何の準備もしていなかったのだが、お互い何をどの地点から語るかは、だいたいわかっていたので、なんとかなったように思う。
論じられた内容は、
1)先日の史上最大の株価暴落と為替の乱高下
2)社会保障費を財政的に裏付けるためには?その際、周期的に日本で流行するVI論の危うさについても触れられる」
3)岸田政権になって突如原発DXなる方針が打ち出された背景
4)世代間格差と非正規雇用の増大について。非正規は平均ですでに4割。女性に絞ればさらに高い。
また40代、50代女性単身者の20年後、社会が年金・医療の面でどう支えていくか、などなど多岐に渡りました。
おそらく『地平』10月号ないし11月号に掲載されると思うので、乞うご期待です。
様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。