スパルタカス君が関東大震災の際の朝鮮人虐殺を「朝鮮人と呼ぶべきではない、何故なら当時彼らは日本帝国臣民だったからだ」などと譫言を口走るのは、如何に植民地支配に無自覚であるかを如実に示している。
東浩紀などは「高橋哲哉は従軍慰安婦問題をデリダに結び付けて、フランス思想をつまらなくしている」と叫んでいた。
浅田に至っては、いつも「批評空間」の巻頭座談の司会をして「格付け」をしてふんぞり返っていたが、ポストコロニアル特集には出演しなかった。理由は「つまらなそうだったから」。
こんな調子であるから、浅田彰の周囲にいた京大ガラパゴスの連中が「ろくな人間にならなかった」のは理の当然。中国脅威論を振りかざして、国防軍の充実を唱えている石原俊などはその典型。また石原と組んで「毎日」で中国脅威論を煽っている鈴木某という記者もガラパゴス仲間である。
そこまでいかなくても50過ぎてまだ浅田の呪縛から逃れられない人達も大量にいる。これでは日本の左派インテリが枯渇するのは当たり前である。
スパルタカス君はこの連中と比べると「まし」だが、「倫理」から逃げ回る「幼年回帰」の反復から先に進めない。超学歴エリートの、一種の逃避反射である。とは言え肩書に伴う最低限の責任は当然発生するだろう。2日に活を入れるいくかなー