フォロー

加藤尚武の「下品な」エッセイ、国会図書館で確認してみたら、「中央公論」ではなく、「諸君」1986年12月号だった。題して「落ちた偶像 丸山眞男」。

 そしてこれに呼応して西部邁が「東京新聞」11月の論壇時評で、「本年度最高の学術的評論あるいは評論的学術」と持ち上げている。「語るに落ちた」とはこのこと。

 加藤尚武と西部邁は東大駒場寮の同室仲間であり、学生自治会選挙では、「ブント」側の候補が「負けそう」だということで、投票用紙を偽造して民青の候補を落選させた「ギャング」仲間である(西部の回想による)。

 実は、「ブント」は自治会選挙で負ける見込みの際は、この手の「実力行使」はお手の物だった。

 千葉大で学生達から「インテリヤクザ」と呼ばれていた中央大学のブントのボスは、何故かネトウヨの金融工学、経営学、「南京大虐殺」否定論の経済学者などを手下にして学部を内乱状態に陥れていた。
 手下達には「俺が中大のボスの時には親衛隊がいてよー俺に睨まれた奴は夜道を一人で歩けなかった」などと怪気炎を上げていたらしい。

この「ファシスト」達には、私を始めとする「常識」派が鉄槌を下し、粉砕することで内乱は収束した。

しかし加藤尚武、この後日本哲学会長、受勲まで受けているのだから、恥知らずもいい所である。

  

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。