しかし、「週刊読書人」が『地平』創刊を一面で特集するとは正直「意外」である。
たぶん、ポストモダニズム+新左翼おじさんたちの中には「歯ぎしり」している人達も多いだろう。
とは言え、「週刊」で出し続けるのは、メディアとしては大変なのは事実。そもそも「週刊」で取り上げる程の出来事が書籍出版の世界では起こらない。
思想・哲学に絞れば、さらにそう。
であるから、月刊でまだ出している『現代思想』などは、正直無理がある。
とりあえず「出す」形にするには、4カ月に1回、特集「名」を変えるが、実質「同じ」ものを出すしかない。これは20世紀の時からそうである。
しかし、21世紀に入ってからは、「粗製乱造」感がいや増しているなー。