現代日本において支配者側の政治家に一代で成り上がるための資質がいくつかある。
1)厚顔無恥・鈍感であること(知性の本質的要素である繊細さは「打たれ弱さ」につながりむしろ不利に働く)
2)「嘘」を平然とつけること
3)「夜郎自大」なほど「傲慢」であること
4)権力欲=承認要求が桁外れに大きく、「露出狂」と見れらることを恐れないこと。
特に「切り込み隊長」的な役割は、細川護熙や宏池会的なハビトゥスの人間には務まらない。
キャリアとしては松下政経塾出身者が多い。野田、前原、前官房長官の松野、小野寺五典、高市、山井和則、河合克行、山田宏、中田宏、松沢弘文など。彼らの多くは何らかの形で維新とも関係している。
ポスト政経塾としては細野豪志、足立康史、音喜多、そして今回の石丸である。
大学としては圧倒的に京大卒。ちなみに「かわんご」も京大。河合、松沢、長島が慶応。野田と音喜多は早稲田政経。つまり東大卒がほとんどいない。
つまり東大法・経済はまずは官僚志向。しかし官僚は課長クラスでかなりの権限を持てるが、それまでは下積みである。
現在は、学部時代からコンサル・広告でコネをつくり、「スタートアップ」で最初からボスとして億万長者の道を目指す。
この下位に法務博士達がいる。