どういう訳か先週まで「蓮舫落とし」だった「週刊文春」と「週刊新潮」が突如、小池批判になっているようだ。
両者とも、小池都政と三井不動産の癒着を、この「ギリギリ」のタイミングで報道している。
しかも五輪(晴海)、築地、神宮外苑と具体的に名を挙げて、都と三井不動産の関係を問題にしている。
これは事実としては「とっくにわかっていた」ことであり、三井だけでなく、三菱地所、住友不動産なども小池都政と深い関係にある。
それにしても五輪村跡地(晴海)はあまりも規模が巨大すぎる。まさに21世紀の「官有物払下げ」事件である。
その上、日比谷公園の「再開発」まで三井不動産が関わっているというのだから、これはいくらなんでも「やりすぎ」ではないか?
それにしても「文春」・「新潮」のこの「掌返し」、「勝ち馬」に乗ろう、ということなのか、それとも「言論の自由」の「アリバイ」なのか、判断に迷う所ではある。