この2週間余りで英仏両国で政権交代の可能性が高まっています。
仏では6月30日で第一回投票が行われ、これでおおよそ結果がわかります。
英国では7月4日に総選挙が行われるが、保守党大敗の予想が大半。
それにしても英国の政治エリートの劣化も酷い。キャメロン、ジョンソン、そしてスナク。
インドから東アフリカを経て英国に移住した家系のスナクはウィンチェスターカレッジからオックスフォード。この学歴は実はJ.ロックと同じ。俗に「オックスブリッジ」というが、政治家は圧倒的にオックスフォード出身である。
逆にケンブリッジは20世紀初頭自然科学のほぼ全ての分野で世界最高水準。ラッセル、ウィトゲンシュタイン、ケインズ、A.チューリングもケンブリッジ。
勿論ロックの時代は貴族でなければ政治家への道は閉ざされていたが、スナクはその後スタンフォードでMBA、その後ゴールドマンサックス、ヘンジファンドを経て政界入り。当然政策はウルトラ新自由主義。
しかし問題は「ニューレイバー」以降、労働党も新自由主義化していること。これはケン・ローチも長年映画で描いている。
またレイバーは核戦力強化を唱えているから、保守党と「ほとんど」同じ。
前党首のJ.コービンは、今回労働党から排除され独自に立候補する。
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