「ジョーカー」を名乗る埼玉県草加市市議会議員が都知事選に立候補すると称して、ポスターを「ポルノ」にすることを公表したらしい。
私は、そもそも「表現の自由」にも当然TPOに応じて「限界」が設けられるべき、という立場である。
ジョーカーが都内に「貼りまくる」と吠えている画像は、「拗れた自意識を示す文字列とポルノ絵」である。これが仮にも東京都の知事を決める選挙、つまり公的空間における候補者の主張、として認められる筈もない。ポルノはジョーカー君が家で愉しめばいいのである。
しかし、私はジョーカーなる人物をここまで「増長」させたメディア空間の方を本格的に批判すべきだと思う。
経歴を見ると、京大、人材派遣業、IT、芸能事務所と「維新的な」ものが揃っている。その上で極端なミソジニーで仁藤夢乃さんのコラボにリアルに嫌がらせに通っていた、というのだがらどうしようもない。
この男を「朝日」政治部は、「従来の枠に囚われない新しい政治家」としてプロデュースしていたのだがら、もはやメディアの闇は「底なし」である。
しかし、N国にしても百田の保守党にしても参政党にしてもどこから「あんなに」金が出てくるのか不思議ではある。
ま、HANADAやWILLが本屋に山積みされていることと無関係ではあるまい。