小池都知事が出馬表明。すでに自民・公明及び連合が支持を表明している。
これに対し、蓮舫は無所属出馬、共産・立憲が支持。やはり予想通り、杉並区長選と同じ構図になった。
直接的な鍵は、都内の圧倒的第一党の「無党派」の動向によるだろう。投票率が上がれば、蓮舫有利になる可能性が高い。あとは、公明執行部との確執が表面化しつつある創価学会の動向次第だろう。
メディアでは蓮舫出馬表明までは「小池落とし」をしていた週刊文春は、先日は「蓮舫落とし」を優先。今月の「文芸春秋」も全く政治記事なし。この両誌はこの所、安部派・維新・都民ファなど「極右」を批判する記事を継続的に掲載してきたが、やはり共産が与党となる東京都知事は「困る」らしい。
しかし、自民と組む小池、マスコミの「焦り」、「危機感」はよく表れている。
ところで、仏議会選挙は民衆の「反ファシズム」圧力で左派連合が結成。これに焦ったマクロンは「ブルムは墓場に行け」と大失言。
ブルムとは1936年総選挙で右派に勝利した左派人民戦線政権の首相。労働時間週40時間制、有給休暇(ヴァカンス)2週間制など仏福祉国家の原型を設計。
他方共和党(右派)は極右との連携を発表。
それにしても「ブルムを墓場」とはマクロンも「墓場」に行くのは近いのでは?