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 数カ月前、ハーバードの黒人女性学長が、学内のイスラエル批判を「取り締まらない」廉で辞任に追い込まれました。

 さらに先日、イスラエル批判=「反ユダヤ主義」を扇動したとして、ハーバードの学生十数名の卒業資格取り消しをハーバード評議会は発表。

 しかし、この過程で反復される「反ユダヤ主義」、これは単にイスラエルのガザにおける半年に及ぶ一方的な大虐殺を批判する言説・反動に貼られる悪質な「レッテリ貼り」に過ぎないことは明白である。

 いずれにせよ、この行為はハーバードの歴史に消えない汚点、となるだろう。

 米国では数百の大学でFree palestineの運動が拡大、事態はベトナム戦争時に類似してきた。他方、ペンシルヴァニア、UCLAなど有力大学への運動「弾圧」の要求は高まっている。

 ハーバードに戻れば、WWIIまでは多くのアイビーリーグと同じく「ユダヤ人枠」を設定。それ以上は「ユダヤ人」を入学させなかった。

 また教授もユダヤ人は採用せず、そのためシュンペーターの一番弟子だったサミュエルソンは同じケンブリッジのMITへ。

 しかし時代は移り、ユダヤ系投資機関がハーバードを「支配」するようになった。

 欧米では事態はもはや「赤狩り」へと移行していると言えるだろう。

 

>> 欧米では事態はもはや「赤狩り」へと移行していると言えるだろう。

昨年12月14日の私の投稿になりますが、ガーディアン紙のオピニオン記事で、こういう見方は自分だけでなかった、と安心したことを思い出しました。

私は、マッカーシズムを実際に体験したわけでもなく、目撃していませんが、書籍や映画その他で知っていました。米国の大学キャンパスにおけるパレスチナ連帯を議会公聴会で「反ユダヤ」と決めつけるやり方を、マッカーシズムの頃と似ていると直感的に感じました。

mastodon.social/@sabuchan/1115

*私の投稿は半年で削除される設定なので、重複しますが元記事へのリンクも。

theguardian.com/commentisfree/

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