スペイン、アイルランド、ノルウェーがパレスティナを国家として承認。今後、ベルギー、スロヴェニアが続く予定。
アイルランド首相は、会見で英国の植民地主義主義に抗し、IRAによる解放闘争によって独立を勝ち取った歴史に言及。事実上パレスティナ問題を植民地主義と見做すことを表明した。
元来アイルランドはクロムウェルの征服・大虐殺以来、400年近く英国の植民地とされ、土地は収奪、言語も奪われた歴史(元来はケルト系のゲール語)を持ち、反英感情が強い。
アイルランド本島では生活が成り立たないため、米国や産業革命後の英国に低賃金労働力として移民として、ブリテン島のマンチャスターやリバプールに移民。
エンゲルスのパートナー、メアリー・バーンズもアイリッリュだった。またビートルズもリバプールのアイルランド移民の子弟。英語圏のシンガーはアイリッシュが多い、例えばU2など。
ところで、米国はICCがネタニヤフに逮捕状を請求したのに対し、ブリンケン国務長官が対抗措置を執ると明言。これは、まさに「リベラルな国際秩序」の終焉の鐘を鳴らす行為だと言えるだろう。
さて、先日英国では労働党指導部もイスラエル支持と書いたが、現在、民衆は圧倒的にFree Palestine である。英国の支配層の行く末は如何に?