つい先ほど、バイデンの対イラン恫喝について投稿しましたが、速報でイランから「イスラエルに計200発以上のミサイルが発射された」と流れてきました。
しかし、このミサイルのほとんどは撃墜され、イスラエル領内に着弾したのは、数発。怪我人一人、ということです。
イラン政府はこの攻撃を以て、在シリア大使館へのイスラエルの攻撃に対する「報復は終わった」とし、「米国はこの問題に介入すべきではない」としています。
これは、まさに何度も投稿しているように、本音ではイスラエルとの軍事衝突を避けたいイラン政府が、国内の反米感情を「宥める」必要とのバランスの上で選択していることを強く示唆します。
しかし、今国際世論、とりわけ同盟国である欧州からも批判されているイスラエルのガザ侵攻、米ーイスラエル枢軸が強行突破するには、イランを挑発、戦争に巻き込んで、元来反イランキャンペーンを共有していた欧州を巻き込むしかありません。
でなければ、可及的速やかにイスラエル軍はガザから撤退、人道支援部隊が復興に急行するしかない。
栄養失調の子供、女性、老人、それに蔓延し始める伝染病、医療の崩壊は、もうかなり前から始まっている。残された時間はあまりないのです。