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 米バイデン大統領は、「イランの攻撃は近い。私の予想では間もなくだ」と語り、その上で「(攻撃を)やめろ」と上から目線で命令している。

 すでに投稿したように、イスラエルは在シリアのイラン大使館をミサイル攻撃、イラン革命防衛軍司令官を爆殺しました。これは完全に「戦争行為」。

 しかし、イラン政府としては、イスラエルとの直接衝突は避けたい。何と言っても通常兵器・軍の練度だけでもイスラエル軍は圧倒的です。その上、イスラエルはかなりの量の核兵器を保有している。
 祖国存亡の際には、敵方に大量の核攻撃を行うことは、かなり昔から「オペレーション・サムソン」(旧約の故事にちなむ)としてプログラムされている。

 とは言え、現実的には、ガザ停戦・人道支援を「後押し」する振りをしながら、イランに攻撃をさせて、対イラン中東大戦争へと発展させようとする米政府・軍の一部の意図がせりだしている構図ででしょう。

 米国はすでにトランプの際にイランの国民的英雄であったスレイマニ革命防衛隊司令官を爆殺。革命防衛隊とは陸海空三軍と並列する軍組織である。もし、米国が陸軍参謀総長を爆殺されれば、何の躊躇もなく、相手国を瞬殺するでしょう。

 イランはすでに2度その行為をなされてる。反米感情に燃える国民を政府が抑えるにも限界があります。

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