「大東亜戦争」で話題になった自衛隊、現在陸軍14万、海軍4万、空軍4万、総計23万人弱のかなり大規模なー最大の公務員組織。
勿論「違憲」の組織であるが、海外(国際法上)日本軍Japnanese armyとして扱われる。
これは財政上かなりの負担になっていることを意味する。しかも創設以来事実上、何の役にも立っていない。これで5年で軍事費倍増となると、国家予算上社会保障費に次ぐ規模となり、世界で第三位になり、壮大な「無駄」となる。
また、海洋国家である日本で、なぜ陸軍が14万も必要なのか?また専守防衛という建前、そして現在の軍事技術を考えると、戦車団などは無用の長物である。
元来自衛隊は、占領中の在日米軍が朝鮮戦争へ出動するための国内治安代替え用に創設されたが、この時の米軍は八個師団、約8万人である。そこから見てもかなり膨張している。
ここからさらに軍事費倍増となると現在の日本社会が財政的に支えられる規模をはるかに上回り、文教・社会保障削減は避けられない。
私の主張は、自衛隊を非武装化・縮小して災害レスキュー隊に改組すること。レスキュー隊に必要な訓練はハードではあるが、軍隊とは全く別物。またミサイルなどの装備も必要ない。この組織を国内外の災害に際して迅速に運用すればいいのである。