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 朝日デジタルにイスラエル/パレスティナ情勢というコーナーがあり、例によって両論併記的に「双方の悲しみを聞く」とやっている。

 しかし、今日の見出し「イスラエルばかりを批判する国際社会に不信 入植地に住む男性」はいくらなんでもおかしいだろう。この男性、ヨルダン川西岸に「入植」してガイドをやっているというが、所謂「パレスティナ自治区」も含めて「この地は紙がユダヤ人に与えたもの」と言い切っている。

 勿論こういう主張をするイスラエル人がいることは分かっている。問題は「朝日」が双方の「悲しみを聞く」と称して、一種のシオニズム原理主義をパレスティナの主張と対称的であるかのように扱うこと。

 「なぜ国際社会はイスラエルに手枷をはめるのか」という見出しもあるが、実態は「何故米国は一方的な大虐殺、性暴力、飢餓に大量死を許しているのか?」または「国際社会は何故米国に手枷をはめられないのか」が正しい。

 とは言え、この男性の主張、あまりにもグロテスクなので、読者は「引く」ということを計算しているのか?

 にしても、「朝日」はパレスティナに関する自社の立場を明確にすべきだろう。そもそも最近パレスティナ報道自体が減っているのではないか?

 野球選手の不祥事などはこれに比較すれば「どうでもいい」ことである。
 

紙(誤)
神(正)

 しかし、イスラエルがーすべての国家と同様にー「紙」=権力によって人為的に作られた、という文言であったなら、正しいとは言える。

 とは言え、今日たまたまそれこそ「紙」の朝日を薬局で観たが、この人、「ガザで虐殺されている人もハマスを選んだ責任はある」と滅茶苦茶なことを言っている。

 確かにどこの国でも無茶苦茶なことを言う人はいる。しかし、それを公共的なメディアに登場させるかどうかは、それこそメディアが判断する事柄である。

 その意味で「朝日」というメディアの公共性、かなり「おかしい」と言わざるを得ない。

 勿論他のメディアが「まし」というわけでもない。

 同じ薬局で大阪市が小林製薬の紅麹案件に対して「迅速な対応」のための委員会を立ち上げた、宣言している大阪市長をそのまま報道していた。

 むしろメディアは機能性食品、アンジェス、そして大阪万博、維新の関係を取材報道すべきだろう。ま、これTVに言っても無駄かー。

 何と言っても「高齢者集団自決」の成田悠輔をレギュラーで登用していた(いる?)のである。

 ところで、成田氏を日経テレ東で登場させた高橋弘樹プロデューサー、ZEN大学教授予定者に写真入りで出ている。
 一体何を「教える」つもりやら・・・

  

うん、この記事は明白におかしい。立ち位置が完全に狂ってる。

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