立憲の野田元首相が、「関東は立憲、関西は維新」で「候補者調整すべき」と主張している、ということだ。
先日、岡田幹事長が連合の芳野会長との対談で維新との選挙協力について言及したばかり。
幹事長とはそれすなわち、選挙対策本部長。
つまり立憲は、近々予想される総選挙で維新との「共闘」を主軸にする方針、ということになる。これに関しては泉代表も異存なし、と言ったところだろう。
先日の京都市長選はその「リハーサル」であったとも言える。ただし、京都市は共産党+無党派VS自民・立憲・前原・維新だったわけだが。
いずれにしろ、維新と共闘する、ということは共産を外す、ということ。
なんのことはない、これは長らく戦後日本政治を規定してきた構図であり、また連合が強く求めていることでもある。
しかし、京都市長選の結果を見てもわかるが、立憲+共産で自民+維新に「勝てる」地域もある。
さらに長期的・根本的なことを言えば、ファシズム独裁の維新と「共闘」することは、もはや立憲が「オルタナティヴ」を議会で代行する気がないことを満天下に知らしめること。
立憲主義・民主主義といった理念とは全く無縁の、「政権交代」の名を借りた永田町政治家の内輪の「権力闘争」の次元。これでは投票率も下がる一方だろう。
@energyball38 ま、「関東は立憲が強いので、維新に降りてもらう」ということに字面ではなりますね。逆に「関西は立憲が降りる」ということになります。
@yoshiomiyake こんにちは。「維新と共闘する、ということは共産を外す」以上に、今回は立憲は自ら降りて維新に委ねるという意味でしょう。従来の「野党共闘」で共産やれいわが立憲のために候補者を降ろしたように。
そして、表向きは有権者らの支持を繋ぐために「政権交代」は口にしても、実態は半ば「降伏宣言」したようなもので、維新の議席を増やすだけで終わるでしょう。