自民党安倍派の「裏金システム」、幹部の5人組だけの「公聴会」、なんと野党、メディアなし、自民党の「内輪」で行いたい、と来た。こんな「べらぼう」な話はない。
これでは、まさに「ブラックボックス」内での「禊」の儀式にしかならない。
さすがに野党の反発を招き、国会議員だけ、次にTV中継なし、などの条件交渉をしてみたが、結局西村元経産相は逃亡し、残りの人間も「なんで俺だけ」となって、膠着しているという。
しかし、「ブラックボックス」での決定システム、安倍時代に
完成され、それが大学に適用されたのが国立大学法人法における「学長選考・監察会議」である。
普段、大学業務と何の接触もない7人の外部委員が「結託」して学長を任命し、さらに学長は民間企業の「社長」以上のトップダウンの権限を有する、という仕組みである。
今回の「千葉大事件」は内部の構成員の総意を選ばれた人を、外部の監察会議が「ブラックボックス」のなのでの「決定」と称して却下したもの。
しかし、議長をはじめとして外部委員には法律の専門家は誰一人としていない。
法人法には、「大学の学長として人格が高潔なもの」という要件と選考過程の説明責任が書き込まれている。
さすがに学生達も「おかしい」となって昨日質問状を提出したようだ。