おお、学術会議の6人、「任命拒否」問題で、憲法23条学問の自由の侵害として、国を提訴かー
何故「任命拒否」なのか「理由を開示しない」のは、「情報公開請求権」の侵害だとして、当事者6人の他、法学者、弁護士166名が提訴とある。
現在、千葉大学でも学長監察会議が選挙2位の候補を「人格高潔」、「学長にふさわしい者」としたことに対して、すでに文、教育、理学、国際教養の各教授会が「詳細な説明責任」を要求している状況である。
また学生有志の会も同様の要求をしており、これには短期間で実名賛同1万4千人以上。
千葉大学の内規によれば、監察会議は当然この「説明責任」を果たさねばならない。
そう言えば私個人も維新や安倍と近いとされる「かわんご」氏と「言論の自由」と「名誉」をかけて法廷闘争中だった。
ファシズムと大学、いよいよ1930年代の構図に似通ってきた。京大滝川事件1933年、天皇機関説事件1935年、36年に2・26事件、そして37年7月日中戦争でここからは言論の自由はなくなる。
実際、現在世界は再び戦争によって揺り動かされている。
京大滝川事件の時、東大法学部は組織防衛を優先して傍観、結局天皇機関説で各個撃破される結果となった。
今回はその愚を繰り返さないことを希望する。