米軍は7日、イラク領内で親イラン組織「カタイブ・ヒズボラ」の司令官を含む幹部3人を無人機による攻撃で殺害。これはバイデンが宣言した「報復」が継続していることを示します。
当然のことながら、主権を侵害されたイラク政府はこれを「侵略」と非難。
他方、現在米・英・独・日などが資金拠出を停止しているUNRWAに対してノルウェー政府は新たに38億円を拠出と発表。ノルウェー外相は資金拠出が「パレスティナ難民の支援をつながる」とし「ガザが事実上廃墟となる中、ノルウェーがこの取り組みから手を引くことはあり得ない」と強調。
ノルウェーはNATO発足時からの加盟国で、人口規模、GDPから見ても日本より明らかに「小さい」。
何故ノルウェーにできて、日本にできないのか?日本政府はUNRWAへの資金拠出を拡大して再開すべきです。
一方、ネタニヤフ首相は「ハマスによる奇襲」によって10万人が「心の傷」を受けたとして戦時予算としてメンタルヘルスへの支出を400億円増額、と発表。
日経はこれを国際面で大きく取り上げている。しかし、ガザでの死者はもはや2万人に達し、人道支援もほとんど停止して「この世の地獄」と化している。
ネタニヤフはガザから撤退して「メンタルヘルス」に取り組みべきだろう。