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 イスラエル政府はガザ北部の制圧を宣言。同時にネタニヤフは中部・南部のハマスを殲滅するまで、「全てを脇に置いて」戦争を続行する、明言。イスラエル国防軍は、この「大虐殺」作戦は1年以上続く可能性がある、とする。

 国連をはじめとする国際世論は米国を除き、すべてイスラエルに批判的。国連や国際司法裁判所でのイスラエルに対する批判は続くでしょう。

 しかし、問題は、国際世論は今、この時起こっている「大虐殺」を止めることはできない、ということ。

 すでにガザでの死者は2万数千人、医療、食糧、衛生など生存に必要なインフラも崩壊。
 この状態を国際世論が米国政府に影響を与えるまで、ガザの住民は耐え忍ぶべきなのでしょうか?

 前にも書きましたが、ここまで来ればエジプトは国境を開き、ガザの難民を受け入れるべきです。その財政負担はパレスティナ問題に責任がある欧米日、それにサウジアラビアによって十二分に可能。
  
 また国際世論、米国でさえ二国家案を支持しているのであるから、イスラエルが政治的戦略的に敗北してから、堂々と帰還するべきです。

 エジプトは難民受け入れを頑なに拒否しているが、この規模の難民の受け入れで国家の安定が脅かされる筈もない。ナセル以来の「アラブの盟主」の名が泣きます。
 

 

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