ガザ全区域へのイスラエルの陸軍・空軍の攻撃は続いており、210万人住民の半分が難民化、死者の半分が子供、25%が女性、という状態が続いています。

 また上下水道、食糧などの生活インフラもすでに機能不全、国連が「飢餓地獄」に警告するまでになっている。

 この事態のすべての「政治」的責任はイスラエル・米政府が負うのは当然です。

 しかし何回か書きましたが、今、現に進行している大虐殺を止めること、それが無理ならガザの人々を命を救うことは急務ではないでしょうか?

 現在、それができるのはエジプト政府だけ。ガザの南の国境を開けば、ガザの住民は一時的にエジプトに避難できます。

 エジプト政府は「それはネタニヤフの思う壺」とし、「アラブ・パレスティナの大義」を掲げて住民の「入エジプト」を拒否している。

 しかし、それではあの狭いガザの210万にパレスティナ人に「パレスティナの大義のために死ね」と言うことと同じになってします。これはどう考えてもおかしい。

 ガザがパレスティナ国家の一部であることは米政府でさえ認めている。であるから、一時的に同じアラブ同胞の命を救うためにエジプトの門を開くことに何の道義的問題もない筈。事態が落ち着けば堂々と帰国すればいい。今虐殺されてしまったてはどうしようもない。

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同じになってします(誤)
同じになってしまう(正)

虐殺されてしまったて(誤)
虐殺されてしまっては(正)

 ネタニヤフの現在の意図はどうあれ、ガザでの戦闘(虐殺)終了後、そこで「起こったこと」が広く明らかになってくれば、イスラエルの「傀儡国家」、などということは不可能になるでしょう。

 それこそ、その際には米国以外の国際世論、国連は介入できます。

 すでにスペイン政府、ベルギー政府はパレスティナ政府を承認、ノルウェーー議会も承認要求を議決しました。

 ブラジルのルラ大統領は、もう20年前から、パレスティナの状態は南アフリカの「アパルトヘイト」と同じ、としてパレスティナの大義を支持しています。南アフリカ政府も右に同じ。

 中国政府は20日改めてアラブ諸国に対する「断固とした支持」を表明。

 とにかく、今はガザの住民の命を救う、「飢餓地獄」から退避させる、怪我人・病人を病院施設で治療・介護することが優先です。

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