北東(誤)
北欧(正)
これも(誤)だと意味不明です。失礼しました。
優生学と結びついた国家による精神・認知障碍者に対する「断種政策」、米、日も含め、北欧、ドイツなど「福祉システム」を採用した、ほぼすべての地域で採用されます。
断種政策に関しては、ナチスは、この適用範囲を拡大させ、最後は「遺伝的に劣等」と見做したすべてのグループを抹殺するに至ったとも言えます。
ナチスの政権奪取後、最初にガス室に送られたのはドイツの精神障害者でした。
断種政策を採用しなかったのははフランスだけです。
これは大変興味深い問題です。
何故、フランスだけ「断種政策」が採用されなかったのか?
まずは、フランスにおいては19世紀から20世紀にかけて、革命が反復され、国家の正統性、また国家が社会や家族に介入する力が脆弱であったことが挙げられます。
現在に至るまで、フランスは「国家」と「社会」の分離傾向が見られます。
であるから、逆にフランスの警察は大変「暴力」的です。つまり国家秩序に対する「同意の調達」が弱いため、政府が市民社会の反感を物理的な「暴力」によって抑え込まないといけない。
現在のパレスティナ支持のデモに対する暴力性もその表れ。
しかし逆に革命のリスクにも晒されることになります。